2020 / 12 / 30 水曜日
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第63回 名古屋オールスター競輪
第63回 名古屋オールスター競輪
松浦 悠士
(98期/広島)
2020年8月12日~8月16日
名古屋競輪
松浦悠士が制圧し優勝!
2020年8月15日から5日間にわたって開催された第63回オールスター競輪。真夏の暑い名古屋競輪で久しぶりの9車立て12R制の競輪レースが繰り広げられました!
今年は新型コロナウィルスの影響でファン投票がネットとはがきでの投票。ファン投票1位を獲得したのは福井の脇本雄太選手。2年連続の1位獲得です。続くファン投票2位は安定の埼玉・平原康多選手、そして3位には昨年の15位から大幅ランクアップの広島・松浦悠士選手が入り、ドリームレースに初選出となりました。
このように、ファンの人気投票で出場権を得られるオールスター競輪は、選手はもちろん、ファンにとっても特別なGⅠと言えるでしょう。高松宮記念杯に引き続き、無観客で行われましたが、それでも投票してくれたファンへ届けと、選手たちが激しいレースを見せてくれました。
勝ち上がり戦は大混戦。初日のオープニング1R3連単30万円を超える高配当から始まり、またS級S班も半数以上の5名が二次予選で敗退するなど、波乱模様。
決勝に勝ち上がったのは以下の9名。
1
古性 優作 選手 (大阪)
2
諸橋 愛 選手 (新潟)
3
松浦 悠士 選手 (広島)
4
守澤 太志 選手 (秋田)
5
山田 英明 選手 (佐賀)
6
柏野 智典 選手 (岡山)
7
脇本 雄太 選手 (福井)
8
内藤 秀久 選手 (神奈川)
9
原田 研太朗 選手 (徳島)
ラインは
5
8
7
1
4
9
3
6
2
注目されていたのは中四国勢の並び。
原田選手が前を回り、松浦選手が番手、そしてそこに柏野選手が続き、唯一の3車ラインとなっていました。
原田選手と松浦選手がこの並びで走るのは昨年の寬仁親王牌準決勝戦以来。その時は後方に置かれ両者ともに敗退。それ以来同じレースに乗っても別線か連携しても原田選手が松浦選手の後ろを回っていました。
過去を知るファンはこれは「リベンジマッチ」だと思った人もいるかもしれません。圧倒的スピード、強さを持つ脇本選手に対して、一度失敗しているこの連携がどう戦うのか、そしれそれに対して脇本選手はじめ他のラインたちはどうでるのか、ファンの期待が注がれていました。
レースは残り2周半、後方から原田選手が上昇、中段に位置していた脇本選手はその気配を察知してか車を下げます。
その両ラインの位置が入れ替わり、前で受けていた山田選手も後ろの出方をうかがっていました。
そして残り2周の2コーナーから原田選手が一気にスパート。先行態勢に入りますが、脇本選手もすかさず巻き返しにかかります。
原田選手の番手の松浦選手が少し横に牽制しますが、2コーナーで飲み込まれそうに。
そこで切り替え脇本選手と松浦選手の2車で壮絶なもがき合いとなりました。
一瞬脇本選手が抜けたかと思われましたが、最後の4コーナー松浦選手が内からもう一度抵抗を見せ、直線では横の脇本選手に自らブロックを入れ、追い込んで1着。オールスター競輪初優勝を決めました!
ゴール後には高々と拳を天へ突き上げ、ガッツポーズを見せていました。
松浦選手は今年初めてのGⅠタイトルを獲得です!すでに賞金ランキング1位で平塚KEIRINグランプリへの出場はほぼ確実と見られていましたが、しっかりGⅠタイトルを獲ってのグランプリ出場権をラインの力、そして最後は自らの脚で決めました
またオールスター競輪はガールズケイリンも行われました!ガールズケイリンは1位から7位までの選手はガールズドリームレース、7位から14位までの選手はアルテミス賞に出場します。
(ファン投票結果、出場選手http://www.girlskeirin.com/sousenkyo2020/index.html)
ファン投票1は4年連続福岡の児玉碧衣選手。圧倒的強さで今のガールズケイリンを牽引している女王児玉選手の1位は納得の結果と言えるでしょう。
大会2日目の13日に行われたのはアルテミス賞レース。
4
3
5
6
1
2
7
前受けから東京の石井貴子選手が先行し、そこに続いたのは大久保花梨選手。人気を集めていた梅川風子選手は5番手からという展開で残り1周を過ぎます。
1コーナーから梅川選手が捲り開始。バックで2番手から捲りを打った大久保選手を乗り越え、まさ最後の直線でも後続の追い込みを振り切り梅川風子選手が人気に応えてアルテミス賞を制しました。
そして大会4日目の第9Rに行われたガールズドリームレース。
出場メンバーは以下の通り。
1
児玉 碧衣 選手 (福岡)
2
高木 真備 選手 (東京)
3
石井 寛子 選手 (東京)
4
小林 優香 選手 (福岡)
5
石井 貴子 選手 (千葉)
6
太田 りゆ 選手 (埼玉)
7
長澤 彩 選手 (愛知)
6
4
2
1
5
3
7
(周回の位置取り
打鐘で誘導員が退避し、前を受けていた太田選手が逃がされる展開に。しかし残り1周手前から3番手にいた児玉選手が一気にスパートをしかけます。
その児玉選手の後ろを狙って高木真備選手も動きましたが、最初から追走していた千葉の石井貴子選手がそのままマーク。そしてその後ろに地元と長澤彩選手も続いていきました。
児玉選手は4コーナーまで先頭で逃げていきましたが、最後の直線で石井貴子選手が追い込み、4分の3車輪交わして石井選手がガールズドリームレースを制しました!
ガールズグランプリへの出場権は毎年最後のGⅠ競輪競輪祭で行われるガールズグランプリ2020トライアルレースでの優勝者2名とその他の賞金ランキング上位選手の7名。8月24日現在のランキングでは6位から9位まででその差は50万円ほどです。
50万円というと、通常のガールズケイリンの3日開催の完全優勝で獲得できる金額と同じくらい。
ということは逆転のチャンスは十分にあります!5月のダービーが中止になり、その中で開催予定だったガールズケイリンコレクションが9月に伊東温泉競輪で行われることとなり、11月のトライアルレースとあわせて残るガールズケイリンのビッグレースは2つですが、日々の開催も見逃せません。
年末の平塚競輪にどんな7名が揃うのか、ガールズケイリンにも注目です!
記事:木三原さくら