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2020 / 12 / 30 水曜日
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11R 16:30
GP発走まで
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GIレース決勝回顧 第71回 高松宮記念杯競輪

第71回 高松宮記念杯競輪 脇本 雄太 (94期/福井)
2020年6月18日~6月21日 和歌山競輪

脇本雄太が完全優勝!

  • 6月18日から4日間、和歌山競輪場でGⅠ『第71回高松宮記念杯競輪』が行われました。
  • 5月に開催予定だったダービー『第74回日本選手権競輪』が新型コロナウィルス感染拡大の影響で中止となり、今年2つめの開催となった今回のGⅠ。オリンピックを目指しナショナルチームに所属しているS級S班の脇本雄太選手や新田祐大選手も昨年のKEIRINグランプリ以来、今年初の競輪出場となりました。
  • また、高松宮記念杯競輪と言えば東西対決。予選から西の選手と東の選手が分かれてトーナメントが行われ、準決勝も東西でそれぞれ2レース、計4つの準決勝戦から決勝メンバーが決まります。
  • その中で存在感を見せたのは西は近畿勢。準決勝に10名が勝ち上がり、その層の厚さを見せつけていました。脇本選手の存在が近畿地区の選手の士気、そしてレベルをさらに高め、地元地区でのGⅠで鍛錬の成果を発揮する結果になったのではと感じました。
  • また東のトーナメントでは北日本勢が10名準決勝に進出。中でも決勝に駒を進めた新田選手、佐藤慎太郎選手は準決勝で5車ラインを形成し、ラインの長さを生かした競走で勝ち上がりを決めていました。
  • そして2020年の競輪界をけん引してきた清水裕友選手と松浦悠士選手のゴールデンコンビにも期待が集まりましたが、清水選手がまさかの2次予選で敗退。昨年の競輪祭から、グランプリを除いて、グレードレースの決勝で二人で並べばどちらかが優勝するということを繰り返してきただけに、予想外の展開となりました。
  • 決勝に勝ち上がったのは以下の9名。
  • 1
     佐藤 慎太郎 選手 (福島)
  • 2
     脇本 雄太 選手 (福井)
  • 3
     松浦 悠士 選手 (広島)
  • 4
     稲川 翔 選手 (大阪)
  • 5
     平原 康多 選手 (埼玉)
  • 6
     芦澤 辰弘 選手 (茨城)
  • 7
     新田 祐大 選手 (福島)
  • 8
     稲垣 裕之 選手 (京都)
  • 9
     和田 健太郎 選手 (千葉)
  • ラインは
  • 7
    1
     
    3
    9
     
    5
    6
     
    2
    4
    8
  • 人気の中心は脇本雄太選手。
  • 連日打鐘前2コーナーから加速し他の選手を寄せ付けない走りで勝ち上がってきていました。その強さゆえにラインを組んだ選手がマークしきれるのか、また他のラインが脇本選手をどうしたら封じることができるのか、注目を集めていました。
  • 松浦悠士選手は前日に「秘策がある」とコメントするなど、みなが脇本選手を意識しているのがレース前から感じられました。
  • レースは残り2周、脇本選手率いる近畿ラインは後方、別線はそれぞれに脇本選手の動きを気にして走ります。
  • 連日脇本選手が仕掛け始めていた打鐘前の2コーナーにさしかかった時、前をとった新田選手は誘導員との車間をあけ、3番手の松浦選手も少し波を作るような動きを見せます。
  • そして5番手の平原選手も前との車間をあけ、自転車を外に持ち出し脇本選手の仕掛けに合わせようと準備をしていました。
  • 決勝戦でも脇本選手は打鐘前からスパート。
  • 平原選手が合わせて加速し、脇本選手の3番手を走っていた稲垣選手が遅れ、そこに平原選手がはまる形となりました。
  • 先頭にいた新田選手は5番手まで下がり、後方になってしまった松浦選手が残り一周から捲りをうちます。
  • その捲りのスピードは良く、先頭へと詰め寄りましたが、脇本選手の番手、稲川選手にブロックされてしまいます。
  • しかしブロックしたことにより脇本選手と稲川選手の間に隙間ができ、そこに松浦選手がおさまり、最後の直線へ。先頭を駆ける脇本選手は他を寄せ付けることなく最後まで力強く踏み切り1着で逃げ切り完全優勝を決めました!
  • その後ろまで捲ってきた松浦選手の追い込みは伸びず、松浦選手をマークしていた和田健太郎選手が外から追込み2着と言う結果になりました。
  • すべてのことが脇本選手より後方で行われました。それだけ圧倒的な強さを見せつけての逃げ切り優勝。
  • 競技のために半年間競輪のレースに参加してなかったそのブランクは一切感じない力強い圧巻の走りで年末平塚競輪で行われるKEIRINグランプリ2020への出場権を獲得しました!この強さがこれからどこまで進化していくのか、そして年末の平塚競輪でどんな走りを見せてくれるのか、今から楽しみです!
  • また地元平塚所属選手は3名、松坂洋平選手、和田真久留選手、そして松井宏佑選手が出場していましたが残念ながら全員が二次予選で敗退という結果に。
  • しかし南関東地区としては千葉の和田健太郎選手が決勝戦2着となり賞金ランキング4位まであがってきました(7月1日時点)。神奈川の郡司浩平選手も7位。
  • 残り5カ月、今年は静岡競輪で行われるはずだった日本選手権競輪中止の影響もあってか例年以上に熾烈な賞金争いが予想されそうですが、南関東地区の選手にも期待していきたいです!
  • 残るGⅠは3つ。
  • 例年とは違う今年のグランプリに向けた争いから目が離せません!
記事:木三原さくら